FJBサプライ株式会社 様 導入事例
「WebAS 販売管理」
「しくみ」「システム」で売る会社への変革
事務用機械器具卸売業を本業とし、オフィス機器・オフィス文具などを取り扱っているFJBサプライ株式会社は、1999年に導入した前システムが現状業務に適さなくなってきたことや老朽化したことをきっかけに、新システム導入を決定いたしました。
同社の設立が6月であることと、新システム導入が6月からであることから、6月の誕生石にちなんで「Pearl(パール)」という新システムの名称を社内公募で決めました。

FJBサプライ(株)
ビジネス推進課
宮崎 三千代 氏

FJBサプライ(株)
ビジネス推進課
佐藤 安彦 氏

FJBサプライ(株)
ビジネス推進課
渡辺 修 氏

FJBサプライ(株)
ビジネス推進課
久田 有自 氏
導入の背景
お客様サービス・営業効率の向上をめざして!
FJBサプライは、FJBグループの一員として、システム顧客にワンストップでコンピュータ周辺商品やサービスを提供し、トータルでお客様の満足度向上を目指している会社です。
最近のサプライ市場は競争が激化し、最新のネット通販企業としのぎを削る状況。さらなるお客様サービス・営業効率の向上を図るために、新システム導入の必要性を感じていました。
分散型システムのデメリットの解消

前システムは分散型のクラサバ(クライアントサーバ)システムで、2000年8月からスタートしました。最初東京に導入し、一月遅れで順次営業所全国8箇所(東京・大阪・名古屋・九州・南九州・関東・東北)へ展開。システム自体は問題無く稼動していましたが、分散システムであったため、全国的な集計はバッチ処理で行う方式をとっていました。そのためリアルタイムに全国の数字を知ることは出来ませんでした。
同社では、この数年お客様の要望に対する迅速な対応(納期回答など)が求められていましたが、従来の分散型システム(本社と営業所間でタイムラグ発生)では、この対応が出来ませんでした。
分散システム(全国8拠点にサーバ設置)の運用では、下記のようなデメリットがありました。
- 営業管理資料の迅速な把握ができない。
- システム保守のため、各拠点を回らなければならない。
「Web型システムを採用することにより、このデメリットの解消を目指しました。」(佐藤 氏)
導入の経緯・苦労したこと
短期間での導入が実現!
2006年9月にWebAS販売管理システムの導入を決定。2006年10月頃からWebAS販売管理導入プロジェクトをキックオフし、要望のすり合わせや既存システムとの差異に関する打合せを行い、2007年6月に本稼動となりました。
「今まではFJBのシステムを導入していました。対外的オンライン強化のため、集中型システムの短期間での導入が必要とされていました。それが、FJBのWebAS販売管理で可能であったということも、導入の決め手となりました。」(佐藤 氏)
「社内だけではなく、対外的にも調整しなければならないことが色々ありました。当初6月1日スタートを予定しておりましたが、丁度主な発注先である富士通コワーコでもシステムの入れ替えをしていました。当社は、富士通コワーコへオンラインで発注をしていたため、相手のシステムの稼働を確認してからスタートすることになりました。そのため開始が当初予定より延び、6月18日からになりました。EDI連携となると、取引先との調整が必要となるため、そこの部分で苦労しました。」(渡辺 氏)
導入の流れ
1. 2006年9月に導入の方向性が決定
2. 2007年1月からプログラム作成作業
3. 2007年6月上旬からPearl(新販売管理システム)へのデータ移行作業開始
4. 2007年6月18日にシステム本稼動
導入システム
短期稼動・安定稼動を実現!
| プロジェクト名称 | Pearl導入プロジェクト |
|---|---|
| ソリューション概要 | WebAS販売管理(詳しい内容については別途記載) |
| 機械器具卸テンプレート | |
| 開発・導入期間 | 8ヶ月程 |
| 稼働環境 | サーバ6台、クライアント63台 |
WebAS販売管理 機械器具卸テンプレート適用により短期間で稼動
導入を決定後、プロジェクトメンバーのマネジメントで、9ヶ月後の稼動を実現しました。
新システムにより短期稼動・安定稼動を実現
- 受発注業務の標準化・効率化 EDI取引・インターネット取引の拡大
- 多品種(23万点)、一物多価、直送中心の通販型商社システム
- 基幹システム再構築による内部統制のシンプル化
- マーケティング情報・リアルタイムでの見える化
EDI化・インターネット発注での効率化
「WebaAS販売管理の導入が決まってから、旧システムの仕組みを3、4ヶ月かけFJBに説明しました。それに基づき基本設計を行い、外付けプログラムの開発を行いました。」(渡辺 氏)
「取引先からの注文は、以前は電話やFaxが中心でしたが、最近はコワーコのシステム「CoWorCo-Net 2B(コワーコネットツービー)」で、お客様がオンラインで注文したデータをFJbサプライに送付してもらい、そのまま受注データとして取り込んでいます。「CoWorCo-Net 2B」は、富士通コワーコが提供する会員制サイトで、FJbサプライ用のページ「FJB-SUPPLY Net 2B」を用意し、FJBサプライの会員の方にログインしてご利用いただいています。」(佐藤 氏)
「発注先とのEDI連携は、少しずつ増えており、EDI化が進むことで以前より在庫を持たなくて済むようになってきています。また注文もデータで渡し、メーカーからすぐお客様に納品していただけるようになってきているので、そこもEDI連携のメリットです。」(渡辺 氏)
システムがWebにより一元化されたことにより、事務作業も一極集中化することが出来ました。各営業の方が行っていた事務処理が軽減されたことにより、営業活動の時間が増えてきました。
導入効果
「しくみ」・「システム」で売る会社への変革!
Web型システムとデータベースの一元管理により、管理業務負荷の軽減
WebAS販売管理システムは完全Web対応のため、販売拠点ごとにシステムを構築する必要はなく、1箇所でサーバデータベースを集中管理することが可能となりました。
「現在はDBサーバが一つで更にWeb型のため、クライアントはイントラさえ見ることが出来れば、誰でもシステムを使用できます。そこがクラサバ型システムとは大きく違う点です。クラサバ型システムは、クライアントにソフトをインストールする必要がありましたが、Web型になり、クライアントにインストールする必要がなくなったので、システムを一元管理できるようになりました。」(佐藤 氏)
システム担当者が、プログラムの変更や修正などで各拠点のデータベースやクライアントをメンテナンスするため全国を出張する事がなくなり、管理業務の負荷軽減が実現できています。
データの集中化による集計迅速化とリアルタイム経営の実現
以前と違い、データを集中的に管理しているので、集計を行うために各店舗のサーバからデータを集める必要がなくなりました。そのため「My Builder(データ分析ツール)」と連携させることで瞬時にグラフ化、現時点の売上情報などの把握が可能となりました。
My Builderとの連携により、担当の実績などを簡単に見ることが出来たり、部門別の月度実績や部門別の実績推移、期初からの予算達成具合などをグラフで簡単に表示できるため、数値の推移をすぐに確認することが出来るようになりました。
My Builderでは帳票を自由に作成できるため、現在70種類以上の帳票を作成、業務・経営判断の指標として使用しています。

仕入先とのEDI連携による顧客サービスの向上とエントリー業務の効率化
仕入先とのEDI連携を実現、受注・発注のエントリー業務の効率化と入力ミスの低減により納品ミスを少なくすることで、お客様サービスの向上を実現しています。
「ネット販売CoWorCo-NET 2B等とのEDI連携により、お客様からの注文データを使って、そのまま受注データを作成するような仕組みになっています。受注データから売上データも自動で作成されるような仕組みになっているので、エントリー業務の効率化と人手を介さないことによるミスの低減を実現できました。」(佐藤 氏)
今後は他の仕入先とのEDI連携を拡張することで、よりエントリー業務の省力化とお客様サービスの向上を目指しています。
Web型システムへの移行による問合せに対するレスポンスの向上
分散型からWeb型への移行により、問合せに対するレスポンスの向上を実現でき、顧客サービスの向上と事務処理の効率化を実現しました。
「従来のシステムはその営業所内の情報しか見ることが出来ませんでしたが、現在はWeb型システムのため、全営業所の情報を確認出来るようになっています。今は東京に電話・Faxの受付を一局集中化しておりまして、東日本全ての問合せが入ってきます。問合せが入った時点で販売管理内のデータを確認すれば、注文や納期などの情報が分かり、すぐ回答が出来るようになりました。今までは、各営業所に問合せの内容を伝えて、対応を依頼していましたが、今は即対応が出来るようになりましたので、その部分が便利になったと思います。」(宮崎 氏)
今後の展開
新販売管理導入により、営業活動に注力!

「FJBサプライの特長は、営業付きネット販売ということです。例えばプリンタの場合でも、色々なプリンタを扱っていますが、ランニングコストまでトータルに考えて提案をしています。そういうことが出来るのがFJBサプライの強みだと思っております。お客様に提案し、商品の手配もスムーズに出来るような環境を作っていくのも私たちの役目だと思っています。」(渡辺 氏)
EDI連携について・・・
「仕入先とのEDI連携を進めていますが、得意先とのEDI化も進める方針です。データを貰っても得意先独自のフォーマットですから、WebAS販売管理では取り込めない。共通フォーマット、WebAS販売管理で取り込めるフォーマットで発注をして頂く必要があります。お客様にフォーマットを作ってもらうようにすると費用が掛かるため、その部分がボトルネックになっていますが、今後連携を実現していきたいと考えています。」(佐藤 氏)
「今まではアシスタント(一部営業)が入力を行っていましたが、現在はお客様サポートセンターが窓口になって全ての入力作業を行っています。そして営業は原則としてお客様対応を中心とした活動を行っています。 又、Web型システム(集中型)の採用に伴い、アシスタントの定員・配置も従来の分散型から拠点(東京・大阪・福岡)集中型へと移行し、入力作業の効率化を図っています。 今後の市場環境の変化に対応していくためにも、WebAS販売管理は柔軟に対応できるシステムだと思っています。」(渡辺 氏)
お客様情報
| 会社名 |
FJBサプライ株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都千代田区神田練塀町3番地(大東ビル 2階) |
| 代表者 | 代表取締役 松下 公一 氏 |
| 設立 | 1996年8月25日 |
| 資本金 | 7,000万円 (2008年8月25日 現在) |
| 従業員数 | 59名 (2008年8月25日 現在) |
| 年商 | 69億円 (2008年3月 現在) |
| 営業所 | 9ヶ所 |
| 事業内容 | 事務用機械器具卸売業 |
注記 : お役職につきましては、2009年2月現在のものです。



